こんにちは。いっとです!
さて今回は二次試験の試験当日の話やその他諸々投稿していきたいと思います。
試験当日
まず試験当日についてですね。
会場に向かうまではダンシ君を聞きながら、1時間くらい早めに到着して会場内の敷地で少し待機していました。
もちろん前日に会場の下見はしました。そんなに遠くなかったのと万全を期すためですね。
教室への入場が可能になったら、まずは席に座って筆記用具を置いてみる。私は左端の席だったので、電卓を叩くときに左手で叩きにくくて少し嫌だなと試験が始まった時のことを簡単にイメージしていました。
各試験の間はキーワードを関連付けてまとめたノートを見ながら復習していました。ただそこまで集中していたわけではなく、もう宮川大輔のように「かかってこい!」という気持ちの方が強かったのが本音です。その時の私は早く終わりたかったんだと思います。
試験問題
そして最初の科目、事例Ⅰ。強みと弱みの問題が出た!と問1を解いていたら、問3で思わず躓き、半ばパニックになりました。解答骨子が作れない。。。そのため、すぐに問4に移って、最後の残った時間で問3に立ち向かいました。その時私は「きれいな解答が作れない。どうしようと考え、ひたすら解答用紙に書けずにいましたが、残り5分を切り、約束事の1つである空欄を作らないという考えのもと、不細工でも何か書けばきっと加点がもらえると思い、字数を何とか埋めてフィニッシュしました。
あとで得点開示していますが、書かなかったら落ちていたと思います。
次に事例Ⅱ。意外と解きやすくこれはいけるかもと思っていたのが運の尽きで、問題文をしっかりと読まずに解答をしてしまった問題がありました。冷静に振り返ると「アホ!」と思うレベルなのですが、少しいい感じになってきて油断が生じたところは反省です。
お昼を挟んで、事例Ⅲ。一番苦手意識があった事例ですが、キーワードをまとめていたお陰と比較的今年の試験の中では簡単だったこともあり、何とか解答を早めに埋めることができました。ただし、問2と問3の問題文の理解が乏しかったため、解答も似たようなものになってしまいそうなのを無理やり分けたという感じが否めませんでした。
そして最終科目、事例Ⅳ。ここまで頭をフル回転させていたので、HPは残り10くらいでしたが、この80分が地獄でした。まず問1の経営分析で生産性が出題され、私以外の受験生の大半はフリーズしたと思います。そして問3もほとんど解けずに終戦しました。思わず試験が終わった後に周りの人の答案をチラ見しましたが、空欄の方々が多く、少し安心しましたが、それでも出来の悪さに泣きそうになりました。(共感してくださる受験生は多いはず!)
終わった後は、Twitterを開き、ほかの人たちの呟きを見ながら、また来年度頑張ろうという気持ちの中、帰宅しました。ただもともとお試し受験の気持ちも強かったので、死ぬほど落ち込むことはありませんでした。前もって計画しておいて良かったと今では思っています。
ここからは気になる情報諸々お伝えしちゃいます!!!
勉強時間
まずは勉強時間!「時間なんて!」と言わず参考にしてください。
(ちゃんと一次試験の反省を活かし、科目ごとに記録しました)
ちなみに私は凡才ですので、凡才の方には参考になる数字だと思います。
事例Ⅰ 54時間40分
事例Ⅱ 48時間50分
事例Ⅲ 52時間45分
事例Ⅳ 70時間15分
合計 226時間30分
目標は200時間でしたので、量としては達成できたのかなと思います。
解いた過去問数
続きまして、解いた過去問の数!
事例ⅠからⅣまでの平成26年から令和3年の各8回×2回×4科目で64回
2つの模試の解き直しも含めると4×2=8回
合計では72回(事例Ⅳの全知全ノウは除きます)
これ以上やっても解答を覚えてしまうなどなかなか自分の糧にしづらいので、いかに2回までの過去問で成長するかがポイントでと思います。
使ったテキスト類
お次はテキスト類。テキストもただではありませんので、どのくらいコストをかけるか悩みどころですよね。
診断士ゼミナールの二次基礎テキスト
診断士ゼミナールの過去問集(平成26年から令和3年までの8年)
事例Ⅳの全知全ノウ
全知全ノウ
ふぞろい15(ほぼ使用せず)
一次試験のテキストはあまり使用しませんでした。また勉強期間が2か月しかありませんので、これらのテキストに集中するしか時間的余裕もありませんでしたが、結果的には功を奏したと言えます。
受験した模試
次は意外と気になる模試についてご紹介します。
TACとMMCの2回
7,000円と11,000円の合計18,000円
(安くないですからね。本気で受けて自分の糧にしましょう)
TACとMMCの模試は結論として受けて良かったと思います。通信のため過去問は自宅で解いていたため、会場で受験する雰囲気、緊張感を味わえました。ただし、模範解答には納得できない解答もいくつかありましたので、全てを鵜吞みにはせずに、納得できる部分だけキーワードを盗み、自分のベースとしている予備校などの解答方式に活用する方が良いかと思います。
試験後から合格発表前日までの過ごし方
そして次に試験後から合格発表前日までの過ごし方について少しだけお話しします。
①まずは各社の採点サービスに依頼するかどうかは別として、再現答案は作成しましょう
私は終わったーという解放感に酔いしれていたため、再現答案は試験が終わってから5日目くらいから作成し始めました。
お分かりの通り結構書けません。というより時間がなかったので、問題用紙のメモもあまり書けていなかった設問もあったため、再現度70%くらいの再現答案しか書けませんでした。
アドバイスするのであればすぐに取り掛かるべし!ということです。
そして再現答案サービスについては、私はオススメしません。というのもTwitterの公表している人たちを見ていましたが、予備校採点では合格しているレベルの人たちが、結局落ちてたというのをよく見たからです。何回も言いますが、筆記試験のため、予備校の採点目線と協会の採点目線にずれが生じているのは当たり前です。そのため、予備校の採点で一喜一憂するのは個人的には耐えられないと思っていたので私はやりませんでした。
ただし、ほかの受験仲間とワイワイやりたい!予備校のために答案を提供したいなどという理由であればやるのもありだと思います。結局はその人その人の考え次第にこういうのはなりますよね。
②勉強は継続しておこう
筆記試験の結果発表はいかんせん遅いです。そりゃ筆記だから仕方ないだろと協会から言われたらその通りと同意しますけど。そのため私は先にも記載しました通り、受かった手応えがなかったため、来年度も受験するという意識の中、勉強だけは続けておこうと、中小企業診断士に関連している経営学中級とITパスポートの試験の勉強をしていました。
ちょうどタイミング良く試験も受けることができ、勉強から離れることもなく筆記試験合格発表を迎えることができました。
正直1か月も勉強から離れるとこの試験に再挑戦はできないと思っていたので、こういった形で勉強を継続できたことは非常に良かったと振り返りながら思いました。
③落ちていると思っていても、万が一のために口述試験の対策をしておこう
私は落ちていると思っていたため、年末まで中小企業診断士の勉強はしませんでしたが、年明けから事例の読み直しを始めました。万が一口述試験に進めた時に慌てないためです。ただ本当に予見文を何回か読む程度しかする気力は湧かなかったのが事実です。
④予備校の解説を視聴して愕然
合格発表の1週間前に、ふらっとYouTubeに投稿されていたEBAの解説を視聴しました。自分がどれだけ解答できていなかったか痛感しました。江口先生はこのレベルまで試験時間80分でできなくて当たり前と何回も仰っていましたが、反省や落ち込みがあるとともに、新たな気付きもありましたので、ムダでは決してありませんでした。
⑤予備校調査
落ちたら次の二次試験では絶対に合格したいと意欲が湧いてきましたので、予備校について真剣に調べ始めました。通信には限界を感じつつもあったので、通学も混ぜながら頑張るしかないと各予備校の費用やスケジュールなど調べに調べており、試験合格当日に落ちていたら、職場近くのLECに話を聞きに行く準備まで実はしていました。
得点開示
そして気になる得点開示ですが、下記の通りでした!
事例Ⅰ65点
事例Ⅱ57点
事例Ⅲ68点
事例Ⅳ57点
合計247点
正直手応えがなかったという自分の感覚は当たっていました。どれもよく言えばバランスよく、悪く言えば強みが見えず、面白くないといったところでしょうか。一次試験と同じですね。。。
中小企業診断士は、資格+強みがないとやっていけないと思っているので、戦略・人事・財務・ITなど得意分野を作っておかないと埋もれるという危機感をこの試験で味わいました。
合格してからがスタート。中小企業診断士の稼いでいる収入もピンキリですので、いかにここからがスタートかという意識を持って行動に移していくかがとてつもなく大切だなと強く思っています。
ただ、1年半駆け抜けましたので、少し休憩させてください(笑)
また、このブログのように、今後私と同じ環境下で同じように中小企業診断士を狙いたいという人たちのお役に少しでも立ちたいという気持ちはありますので、何かあればご相談ください。私のできる範囲・レベルでご相談に乗りたいと思っています。
口述試験のことは別の記事として書きますが、まずはこれにて。
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